安い時計に使われていた代表のような機械です。
割と最近の腕時計、懐中時計でアンクルでないものはこの機械です。

時計が動く構造はほぼアンクル式と同じです。
しかしアンクルのように石が使われておらず金属製のピンが使われています。
機械全体を見ても石はほとんど使われていません。


状態さえ良ければ元気に動きますが、高級な時計にこの機械が使われる事はありません。
当時ダラーウォッチ(1ドル時計)と呼ばれたようなチープな時計に使われていました。


現在でもピンレバーの時計は安いですが、
一部のキャラクターものの時計など、コレクターズアイテムとなっているものは
機械の作りに関わらず、高額で取り引きされています。




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